2017.02.13

リモートワークを実現させるために必要な3つのキーワード


必然的に求められる「働き方改革」の理由

2017年は「働き方改革元年」と言われています。昨年より安部首相を中心に、一億総活躍社会実現に向け多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増すこと、格差の固定化を回避すること、成長と分配の好循環を実現するため、”働き方改革会議”が開催されておりますまたメディア等でも頻繁に「長時間労働」「36協定」「ワークライフバランス」「在宅ワーク」などのキーワードに関する記事が取り上げられております。

では何故、世の中から新しい働き方が求められているのでしょうか?結論から言うと、労働人口の減少と労働の悪しき習慣が蔓延っているのが原因です。日本の労働人口は、1998年の6,793万人をピークに、2016年には6,466万人まで減少し、2050年には4,400万人台まで減少すると考えられております。

また、1970年代の高度経済成長の面影がまだ残る企業の上層部(俗に言うモーレツ企業戦士世代)は、自分達が長時間労働を続けたが故に日本を世界経済大国2位まで押し上げたと考えている傾向が強く、”長時間労働=正しいこと”という考えが拭えない世代でもあるかと思われます。

しかし本来、必ずしも時間=成果に結びつくわけではなく、短い時間で大きな成果に結びつくよう労働生産性を高めて仕事を行う必要があり、昨今、年功序列⇒成果主義へと移り変わっていく企業も多く見受けられます。

つまり、生産性の向上には今までとは異なる取組み、場所や時間のといった労働環境の制約を取り除き、新しい考え方で物事を捉え、成果を生み出す必要があるため、冒頭述べた「働き方改革」が必要とされているのだと考えます。

 

新しい働き方として求められるリモートワーク

その中でも、特に企業の中で積極的に進められている取組みの1つとして「リモートワーク」があげられます。リモートワークは2009年頃から既に取り組んでいる企業もあり、特に目新しいものではないですが、実際にリモートワークをしている会社の割合はまだ少ないのではないでしょうか。

今回は、改めてリモートワークを実現するために必要なことを3つのキーワードにまとめて紹介したいと思います。これからリモートワークを取り入れることを検討されている企業の方にも、是非ご一読頂きたいと思います。

 

①情報漏えいを防ぐセキュリティ対策

在宅で仕事をする、外出先で仕事をするにしても、企業の情報が漏洩しないよう外部からのセキュリティ管理を行う必要があります。社員が利用しているPCにウィルス対策ソフトがきちんとインストールされているか、確認を行いましょう(ウイルスソフトの使用期限も確認しましょう)。また、外出時などでフリーwi-fiに接続する可能性もあります。利用するときはセキュリティの種類や強度を調べ、不正なアクセスがないように、ファイアウォールを有効にするなど、事前に対策を考えましょう。

また、同じく外出時には第三者に画面の操作内容を見られる可能性があります。スマートフォンでは既に実施されている方も多いですが、PC画面にも覗き見防止の保護フィルムを装着することを推奨します。(画面が少し暗くなってしますのが難点ではありますが・・)

 

②リモートを活かした報・連・相

通常、社内で仕事をしているときはいつでも話しかけられる環境にあるため、コミュニケーションが活発に起こります。しかし、それは得てして不要な会話や会議・MTGを発生してしまう一因でもあります。

しかしリモートワークになると、オンライン上で会話できる環境であるとは言え、直ぐにレスポンスが返ってくるというわけではないため、face to faceと比べるとやはり一歩遅いコミュニケーションとなります。また、それぞれが思い思いの時間で働いていると、話したいときにコミュニケーションを取れない、ということもありえます。

リモートワークを行うときは、なるべく時間を合わせること、その会議・MTGは本当に必要なのか?メンバーに不要な人物をアサインしていないか?など、リモートで行うメリットを十分に享受できるよう考え、会議を行いましょう。

 

③成果へこだわるセルフマネジメント

これは、在宅ワークだけではなく仕事全般に関わる内容かもしれませんが、必要な仕事は自分で見つけ、自分でこなして成果を出して社内へアウトプットしていく必要があります。社内で仕事をするときには、良い意味でも悪い意味でも第三者の目を気にしながら仕事をし続けなければなりません。

自分自身をマネジメントできる優秀な社員は良いですが、人間誰しも第三者の目がなくなると少し気が緩んでしまうもの。自分で立てたはずの目標も、いつのまにか遅延が発生し達成できないような状況が生まれる可能性があります。また、成果を出して社内へアウトプットしなければ、その人が本当に仕事をしているのか?わからなくなってしまいます。

企業で仕事をしていることで生じるデメリットを解消するために在宅ワークをしていることを忘れず、自分を律しセルフマネジメントできるような人材になりましょう。きちんとアウトプットを出し続けることで、「あの人はこういう形で成果を出せる人なんだ」と周囲に知ってもらうことは大切なことです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?労働人口の減少という大きな問題は中々解決できるものではありません。それ故に、日本も新しい働き方が求められる時代に突入しました。従来の働き方を真っ向から否定する必要はありませんが、時流と共に働き方・考え方が変わってきたことを受け入れ、「企業が成長していくにはどうしたら良いか」考えていく必要性が求められています。

 

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